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訪問看護におけるアロマ④

ストレスや不安について


アロマを活用してストレスや不安を癒やすにはノリナロール、アントラニル酸ジメチルの芳香分子が効果的です。また、芳香分子のグループでは、エステル類、テルペン系アルデヒド類の成分を選びます。

以下に活用法をご紹介します。

A:トリナロールやエステル類を含むリラックス精油の代表格ラベンダー・ アングスティフォリアに、リナロールを含むイランイラン、テルペン系 アルデヒド類を含むリトセアを加えます。フローラルとシトラス系の香りは神経系に作用して緊張を緩和します。

レシピA
ラベンダー・アングスティフォリア: 2滴
イランイラン:2滴 リトセア : 2滴
使い方 ディフューザーで拡散する (1時間に5分くらい)。ほのかに香る程度が効果的。


B:アントラニル酸ジメチルを含むプチグレン、マンダリンとテルペン系ア ルデヒド類を含むレモングラスを加えます。よりフルーティーなシトラス系の香りです。キャリアオイルのファーナス油 (カプリル酸とカプリ ン酸だけの分離抽出油)は、酸化しにくくサラッとしているので、塗布用オイルに最適です。

レシピB 
レモングラス:2滴 
プチグレン : 2滴 
マンダリン: 2滴 
使い方 胸と背中に5~6滴塗布。ファーナス油: 10ml 


C:少し高価な精油の組み合わせですが、強いストレスから解放してくれます。より重度なストレスにお試しください。 バスオイルは市販の無香料 の乳化剤でも使用できます。 ぬるめのお湯で20分くらい半身浴をすると、心身をリラックスさせてくれます。

レシピ C
カモマイル・ローマン3滴
レモンバーベナ:3滴
ローレル: 3滴
バスオイル (乳化剤) 10ml
使い方 ぬるめの湯 (38~40℃) に混ぜて半身浴をする。

※ひと言 
アロマバスで注意すること 
精油の特徴としてほとんどの成分は水(湯)に溶けません。
原液を直接入れると、水面に浮遊した状態になり、お肌に原液がついたり、粘膜を刺激するトラブルが起こります。精油は、専用のバスオイル(乳化剤)に混ぜて、アロマバスをお楽しみください。 


引用元 アロマのくすり箱 西別府 茂 著より 

From 訪問看護スタッフ

2022.02.15

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訪問看護ご利用注意点

主治医の訪問看護指示書が必要となります。また、介護保険摘要または、医療保険摘要は、主治医の発行する訪問看護指示書の病名や年齢により行政で決められております。

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