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「継続は力なり」。創業メンバーが見守るあまてらすの成長と、スタッフの「いいところ」を伸ばすマネジメント

2015年の創業当初から、ずっとあまてらすに携わり続けてきた最古参の看護師・田中恵子さん。病院看護師として約35年のキャリアを積んだのち、「在宅での暮らしを自分の目で見てみたい」という思いから訪問看護の道へ。現在は現場に立ちながら、組織全体を俯瞰する立場でもある田中さんに、これまでのキャリアや仕事への向き合い方、そして10年という歳月の中で変わっていったものについて語っていただきました。「継続は力なり」という座右の銘が、単なる言葉ではなく、田中さん自身の生き方そのものだと感じるインタビューになりました。

 

PROFILE
お名前 田中 恵子
入社 2015年8月
職種 看護師
前職 病院看護師(約35年)
座右の銘 継続は力なり
趣味 Netflix鑑賞、散歩

看護学校時代は勉強が苦手だった——それでも続けてきたから、今がある

自己紹介に「継続は力なり」と書いたのは、自分自身の経験からきているんです。国立系の看護学校で、周りの友達はできる子が多くて、私はもう全然ついていけなかったんですよね。いつも下の方にいるような感じで。

でも、そこで諦めずに続けてきたら、気づいたら何か身についていたんです。長く同じところに勤めることがいいこととは限らないかもしれないけれど、続けること自体に意味があると私は思っていて。経験って、やっぱり積み重ねだと思うんです。

ただ、最近になってすごく感じることがあって。現場でずっとやってきたことだけじゃ足りないんですよね。経験と知識、両方が揃ってはじめて完成するというか。実践ばかりやっていても、きちんとした理論がなければちょっと違う方向に行ってしまうことがある。逆もそうで、知識があっても実践がなければ定着しない。この両輪の大切さを、この歳になってからより強く実感しているんです。

「食事、環境、薬——病院では見えなかったものを、家では見られる」

訪問看護の道を選んだのは、在宅での生活にずっと興味があったからなんです。病院で働いていると、患者様のことを「治療の場」でしか見られないじゃないですか。退院したら終わり、みたいな感覚になってしまうこともあって、それがずっと気になっていたんです。

「食べたもので体は作られる」ってよく言いますよね。慢性疾患や生活習慣病って、日々の暮らしに結びついていることが多いんです。どんな食事を取っているのか、どんな環境で生活しているのか、ちゃんとお薬が飲めているのか——外来で「飲めてますか?」って聞いたら「はい」と答えてくれても、実際はどうなんだろうって思う場面がよくあったんですよね。

だから家で見てみたい、ってずっと思っていたんです。実際に訪問看護を始めてみると、「やっぱりそうなんだ」と気づくことが本当に多かったんです。家に入ることで、病院の外来では絶対に見えなかったものが見えてくる。それがすごく面白くて、やりがいを感じた部分でもありました。

知らないことは、その場で調べる。ベテランでも「知らない」を怖がらない

訪問看護って、専門がないんですよね。病院だったら循環器の病棟にいたら循環器の患者様を見ることになるけれど、訪問は本当にいろんな疾患の方がいらっしゃる。自分が今まで受け持ったことがないような疾患の方と出会うことも多いんです。

だから「聞いたことない」「このお薬、何だろう」ってなる場面が今でもあります。医療って日々進歩しているので、5年前・10年前に学んだことが今は全然変わっていることもあるんです。そういう時はもう、その場で調べるようにしています。知らないままにしておくのが怖いので。わからないことをそのままにしておくと後々よくないから、その場で解決できればと思っているんです。

昔は辞書で調べていたけれど、今は本当に便利になりましたよね。訪問中でも、その場でスマホで調べられる。知らないことをすぐ調べてアップデートしていくのが、今の私のスタイルになっています。

利用者様とのコミュニケーションでも大切にしていることがあって。自分の思いを強く押し付けるのではなく、相手の表情をちゃんと見ることなんです。「あ、ちょっと言いすぎたかな」と感じた時に、すぐその場で修正できれば大丈夫。アンテナをしっかり張り巡らせていると、そういうサインに気づけるんですよね。在宅で暮らしている方に「劇的に変えなさい」と言ってもなかなか難しいですから。現状を受け入れながら、改善できるところに少しずつ寄り添っていく。そのスタンスをずっと大事にしてきたんです。

立ち上げから10年。社長と歩んできたあまてらすの歴史

あまてらすに入ったのは、2015年8月の立ち上げ当初からなんです。社長の知り合いだったご縁もあって声をかけていただいて。ちょうど私も在宅看護への興味があったので、やってみたいと思って参加したのがきっかけでした。

社長はとにかくスピードが早いんですよね。いろんなことをどんどん動かされて、こっちが追いついていけないこともあるんですけど(笑)。でも結果として、悪い方向には進んでいないというか。ちょっと暴走することもあるけれど、長い目で見たらちゃんと形になっていくんです。

高齢者住宅を作られた時も、最初は「大変じゃないかな」と思ったんですよね。でも考えてみると、10年前から関わっている利用者様って、10年分年齢を重ねられているわけじゃないですか。今まで入院してもお家に戻ってこられていた方が、次はそれが難しくなってくるかもしれない。そういう時に住宅があれば、これからもずっと関わり続けることができる。社長は先を見て動いていたんだなと、後になって気づいたんです。その時その時は追いつくのに必死ですけどね(笑)。

「合わないならやめたらいい」から「いいところを伸ばす」へ——10年で変わった人への向き合い方

正直に言うと、昔は「合わないならやめたらいい」と思っていたんです。うまくいかないスタッフがいても、めんどくさいと思ってしまうこともあって。でも最近は、そういう考え方が変わってきたんです。

訪問看護をやりたくて入ってきてくれたスタッフが、うまくいかない場面があったとして。それって、その人が「いいところを見てもらえていない」からということもあるんですよね。自分の思いを押し付けすぎてしまったり、その人の強みを引き出せていなかったり。関係が崩れたり、離職につながったりするのも、そういうところから起きることがあると気づいたんです。

だから今は、管理者の人と一緒に「いいところを伸ばしていこう」という方向で話しているんです。縁があって来てくれた人なので、その人の強みをちゃんと見ていきたい。離職させないためにできることをしていきたい——そう思えるようになったのは、10年かけてやっとたどり着いた考え方かもしれないですね。

これからの目標は、全拠点の安定稼働——そして、家の片付け

仕事の目標としては、全ての拠点が安定して稼働することです。今は各拠点の管理を任せているので、私は俯瞰して見ている立場になっています。経験のある管理者にもしっかり引き継ぎができてきているので、あとはスタッフの数とスキルのバランスが整っていけばいいかなと思っているんです。

プライベートの目標は……正直に言うと、家の片付けとリフォームをしたいんですよね(笑)。ずっと仕事仕事で、家の中がほとんど動いていなかったんです。だいぶ古くなってきたし、ちょっと飽きてきたというか。この1年くらい、ようやく少し余裕が出てきたかなという感じで。仕事も少しずつ任せられるようになってきたので、自分の暮らしも整えていきたいと思っているんです。

「継続は力なり」って言葉、学生の頃から自分に言い聞かせてきたけれど、今もやっぱりそう思うんですよね。10年続けてきたからこそ見えてきたこと、任せられるようになったこと、変われたこと——それが今の自分の財産だと思っています。これからもそのスタンスで、続けていきたいですね。

少しでも「あまてらす」にご興味を持たれた方は、
ぜひお気軽にお問い合わせや見学にいらしてください!

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