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【PT×ケアマネ】20年のキャリアを携えて、病院から在宅へ。

病院の理学療法士として20年以上のキャリアを積んだのち、在宅の世界に踏み出した中園悦加さん。ケアマネジャーの資格も取得し、今はリハビリとケアプランの両方を担う、社内でも唯一無二のスタイルで働いています。転職の決め手は「週休3日制」と「社長の人柄」。病院では経験できなかったことのやりがいと、正直に語る課題と、これからの目標まで——中園さんのリアルな働き方をお届けします。

PROFILE
お名前 中園 悦加
職種 理学療法士・介護支援専門員(ケアマネジャー)
入社 2025年9月
前職 理学療法士(病院勤務・20年以上)
趣味 旅行、スノーボード

20年以上続けた病院勤務に、ふと感じた「もやもや」

理学療法士として、ずっと病院で働いてきました。20年以上のキャリアがあって、仕事自体は好きだったんです。でもある時期から、「なんか違うな」という気持ちが出てきて。

病院って、患者様との関わりに時間の制約がありますよね。決められた時間の中で、次々とリハビリをこなしていく働き方。もちろんそれが悪いわけじゃないんですが、「退院後にも関わり続けたい患者様」が何人かいて、その方たちのことが頭から離れなかったんですよね。退院してからも、ちゃんとリハビリを続けてほしい。でも病院の仕組みの中では、関われない。そのもどかしさが積み重なっていきました。

病院でのリハビリは、入院中の限られた期間に集中して行うものです。患者様が回復して退院されるのはもちろん嬉しいことなのですが、「退院後のことが心配だな」という気持ちを持ちながら見送ることも少なくありませんでした。「あの人、ちゃんと自宅で生活できているかな」と後から気になってしまう——そういう思いが積み重なるうちに、在宅の現場に関わりたいという気持ちが強くなっていきました。

ちょうどそのころにケアマネジャーの資格を取って、在宅のほうに関わりたいという気持ちが出てきました。「病院だけじゃなく、その人の暮らしの中でリハビリができたら」という思いが、転職を具体的に考えるきっかけになりました。

ケアマネの研修会で、社長の話を聞いた

転職を考え始めてから、不動産など全く別の職種も検討したこともありました。ただ「やっぱり今のキャリアを生かしたい」という気持ちが強くて、最終的には理学療法士とケアマネを続ける方向で考えるようになりました。そんなときに、ケアマネジャーの研修会でケアバックスの社長と同席する機会があったんです。

社長が週休3日制を推進しているという話を聞いて、率直に「いいな」と思いました。介護支援専門員の仕事って、ある程度自分でスケジュールを組み立てられるんですよね。病院のように「何時から何時まで勤務」という縛りとは違って、直行直帰ができて、時間的に融通が利く。それが自分の望む働き方の方向性と合っていると感じて、面接を受けることにしました。

入社の決め手は、社長の人柄をすでに知っていたことと、週休3日制への期待。この2つが大きかったです。面接を受けてみて「ここがいい」と確信して、入社を決めました。

2025年9月に入社し、正社員としては同年11月から勤務を開始しました。病院一筋だった私にとって、在宅の世界は知らないことも多く、最初は戸惑いもありました。でも、ケアマネとして自分でスケジュールを組んで動く働き方は、病院時代とは大きく違う手応えがありました。「ようやく自分の時間を自分でコントロールできるようになった」という感覚です。

理学療法士×ケアマネジャーという、自分だけのスタイル

あまてらすに入ってからは、理学療法士とケアマネジャーを兼任するという形で働いています。社内でも同じ掛け持ちをしているスタッフは他にいないので、ある意味で自分だけのスタイルです。入社当初は介護支援専門員のみを担当する予定でしたが、病院時代に関わっていた利用者様が引き続きリハビリを希望されていたこともあり、訪問リハビリも並行して行うことになりました。

訪問リハビリのほうでは、利用者様のご自宅に伺って身体のケアをする。ケアマネとしては、サービス計画を立てたり、利用者様や家族とのやりとりを担当する。2つの役割を持つのは大変な面もありますが、「使えるサービスがあるよ」と直接提案できるし、リハビリの現場で見た状況をケアプランに反映させることもできる。そういう連携を1人でできるのが面白いと感じています。

たとえば、手すりをつけることで「ひとりで動けるようになった」と利用者様に喜んでもらえる瞬間があります。日頃から自宅を訪問していて「ちょっと危なそうだな」と感じていた場所に、福祉用具をレンタルで入れる提案ができる。手すりなどの福祉用具は介護保険でレンタルできるので、利用者様の負担も少なく済みます。病院で数をこなすリハビリとは違って、その人の「生活」に直接関われるのが、今の仕事の一番のやりがいです。

ケアマネとして利用者様のニーズに対応するときも、その人に合わせた関わり方を大切にしています。支払い金額をしっかり把握できる方には直接話しますが、認知症などで理解が難しい方には家族を通じて必要な支援を提案する。同じ「支援」でも、関わり方は一人ひとり違います。そのちがいを丁寧に見ていくことが、この仕事の面白さだと思っています。

また、普段から利用者様のご自宅を訪問しているからこそ、「なんとなく危なそうだな」と気づけることがあります。廊下の段差、浴室のつかまるところがない、など。そういった気づきをケアプランに反映させたり、すぐに必要な福祉用具を提案したりできるのは、リハビリと介護支援の両方を担当しているからこそです。2つの役割を兼任することで、利用者様の「暮らし」を多角的に支えられると感じています。

課題も正直に。それでもここを選んで良かった

正直に言うと、週休3日制についてはまだ実現できていません。土日祝が休みではあるのですが、担当の利用者様から平日・休日を問わず電話がかかってくることが多くて、「休んだ気になれない」と感じることもあります。他の会社では当番制にしたり、電話を転送したりと工夫しているところもあると聞いているので、その点は社長に相談しながら改善に向けて話し合いを続けています。

理学療法士とケアマネを1人で兼任しているため、対応が自分に集中しやすいという課題もあります。同じ状況のスタッフが社内にいないので、悩みを共有できる人が少ない、というのも本音です。それでもあまてらすは、意見を言いやすい雰囲気があると思っています。社長が外出していることも多く、会って話す機会は多くはないのですが、それでも直接話を持っていける関係性があること自体、風通しの良さだと感じています。

入社してからの働き方の変化として一番大きいのは、自分でスケジュールを組み立てられるようになったことです。病院では「何時から何時まで」という時間に縛られていましたが、今は直行直帰が基本で、1日の動き方を自分でコントロールできます。もちろんその分、自己管理が求められますが、それが自分には合っていると感じています。

転職活動を通じて感じたのは、「変わることへの怖さ」よりも「変わらないことへの後悔」の方が大きいということです。20年以上同じ環境にいたからこそ、踏み出すまでには時間がかかりましたが、あのとき動いてよかったと思っています。理学療法士として積み上げてきたスキルが、在宅という新しいフィールドで生かせている実感があります。

それと、副業が認められているのも大きいです。以前から不動産に興味があって、現在は副業として不動産関連の仕事もしています。介護の現場では、利用者様が施設に入所するときに自宅を売却したり、空き家になった家の管理を考えるケースが少なくありません。不動産の知識があれば、そういう場面でより深くお力になれると思っています。将来的には宅建の資格にも挑戦したいと考えています。今の仕事と不動産の知識が、自分の中でうまく結びついていく感覚があります。

自分のやりたいことを仕事の外でも実現できる環境は、モチベーションにつながります。副業を認めてもらいながら、本業でもしっかり役割を果たす——そのバランスを自分で整えながら働けることが、あまてらすを選んで良かったと思える理由のひとつです。理学療法士として、ケアマネとして、そしてこれから宅建士として。いくつもの顔を持ちながら、利用者様の暮らしに関わっていきたいと思っています。

転職を考えている理学療法士やケアマネジャーの方に、あまてらすを紹介するとしたら「直行直帰ができる」「時間的に自由が利く」「副業もOK」の3点を伝えたいです。病院という枠の外に出てみると、自分のスキルをもっと幅広く使えることに気づきます。病院で担当していた患者様が退院後もリハビリを続けたいと言っていたこと——それが在宅の世界に踏み出したきっかけでした。今は、その人たちのいる暮らしの場で、直接関わることができています。20年以上かけて積み上げてきたキャリアが、新しいフィールドで生かせている。ここを選んで良かったと、今はそう思っています。