
あまてらすには、看護師だけでなく、作業療法士・理学療法士・ケアマネジャー・訪問介護スタッフが在籍しています。多職種が同じ職場で連携して働くことが、あまてらすの大きな特徴のひとつです。この記事では、リハビリ職(OT・PT)と訪問介護スタッフに焦点を当てて、「在宅でこそできる仕事のやりがい」を、実際のスタッフの言葉とともにお届けします。病院や施設からの転職を考えているリハビリ職・介護職の方に、ぜひ読んでいただきたい内容です。
在宅リハビリとは——「リハビリ室」から「生活の場」へ
病院のリハビリ室では、整った設備の中で機能回復を目的としたリハビリを行います。それは大切な仕事ですが、「退院後の実際の生活」に合わせたアプローチをするには、限界がありました。
在宅リハビリは違います。利用者様のご自宅に伺い、実際に生活しているその場所で、その方の暮らし方に合わせてリハビリを組み立てます。廊下の段差、浴室の環境、使い慣れた家具の配置——そういうものを見ながら「この方にとって安全で動きやすい生活」を考えることが、在宅リハビリの本質です。「病院では見えなかったものが、在宅では見える」という感覚を、多くのリハビリ職スタッフが経験しています。
「住んでいる場所、使っている道具、日々の暮らし方——そういうものを直接見ながらリハビリができる訪問看護という分野に、自分がいるべき場所があるような気がしたんです。病院でのリハビリも大切な仕事でしたし、学ぶことは本当に多かった。でも、その方が実際に生活している『場』でリハビリをするということへの憧れが、いつのまにか確信に変わっていきました」
小林 聖汰さん(作業療法士・前職:病院勤務5年8ヶ月)
「退院後にも関わり続けたい患者様が何人かいて、その方たちのことが頭から離れなかった。退院してからも、ちゃんとリハビリを続けてほしい。でも病院の仕組みの中では関われない。そのもどかしさが積み重なっていきました。今は、その人たちのいる暮らしの場で、直接関わることができています」
中園 悦加さん(理学療法士・ケアマネジャー・前職:病院勤務20年以上)

「機能を回復させる」から「その人の暮らしを支える」へ
病院でのリハビリは「この機能をいかに回復させるか」を中心に組み立てます。それは重要な視点ですが、在宅に出てみると、もうひとつ大切な問いが加わります——「この方がこの家でどう生活するか」。
たとえば、手すりをつけることで一人で動けるようになった利用者様に「ありがとう」と言ってもらえる瞬間。廊下の段差に気づいてその場で福祉用具を提案できる場面。病院のリハビリ室では生まれにくかったこういった「生活への直接的な関わり」が、在宅リハビリの醍醐味です。あまてらすでは、リハビリ職が看護師やケアマネジャーとすぐに連携できる環境があるため、リハビリの視点だけでなく、利用者様の生活全体を見渡した提案ができます。
「訪問リハビリは、病院のリハビリ室とはまったく違う世界です。整った設備も、決まったスペースもない中で、その方の暮らしに合わせたアプローチを考えなければなりません。最初は戸惑うこともありましたが、その分、ひとつひとつのリハビリに自分で工夫を凝らせる余地がある。それが今は、一番面白いと感じている部分でもあります。作業療法士としての見方が、ずいぶん豊かになったと感じています」
小林 聖汰さん(作業療法士・前職:病院勤務5年8ヶ月)
リハビリ職+ケアマネジャーという複合的な関わり方
あまてらすでは、理学療法士とケアマネジャーを兼任するスタッフが在籍しています。これは珍しい形ですが、2つの視点を持つことで「生活全体を見渡した支援」ができるという大きな強みがあります。リハビリで気づいた「この方は浴室が危ないな」という観察を、そのままケアプランに即反映させることができる。別々の担当者を通さずに動けることで、利用者様への対応スピードも上がります。
「2つの役割を持つのは大変な面もありますが、『使えるサービスがあるよ』と直接提案できるし、リハビリの現場で見た状況をケアプランにすぐ反映させることもできる。そういう連携を1人でできるのが面白いと感じています。病院で数をこなすリハビリとは違って、その人の『生活』に直接関われるのが、今の仕事の一番のやりがいです」
中園 悦加さん(理学療法士・ケアマネジャー・前職:病院勤務20年以上)
訪問介護という仕事——「日常の一部」になれる仕事
訪問介護スタッフは、利用者様のご自宅で入浴介助・食事支援・掃除・洗濯などの生活援助を担います。施設介護と大きく違うのは、「その方の生活そのものの中に入る」という点です。使い慣れた食器、好みの掃除のやり方、長年続けてきた生活のリズム——それを尊重しながらサポートすることが、訪問介護の基本姿勢です。
初めてお会いするときの緊張が、訪問を重ねるごとに打ち解けていく。「来てくれてよかった」「あなたがいると安心する」という言葉が生まれるのは、何度も顔を合わせ、その人の日常に関わり続けてきたからこそです。「ケアをする」というより「その人の日常の一部になる」——訪問介護スタッフはそう表現します。
「最初の1ヶ月は正直『辞めたい』と思うほど大変でした。でも2ヶ月、3ヶ月と経つうちに利用者様との関係が深まってきて。『来てくれてよかった』『あなたがいると安心する』と言ってもらえるようになった頃から、『あ、これがやりがいなんだ』と感じるようになったんです。ただ体のケアをするだけじゃなく、その人の日常の一部になっていくような関わり方ができるのが、訪問介護の面白さだと思っています」
池永 優子さん(訪問介護・介護福祉士・前職:看護師助手9年)
池永さんは50代でヘルパー資格を取得し、あまてらすへ転職した経験を持ちます。「年齢を理由に転職を迷っている方がいたら、ぜひ一歩踏み出してみてほしい」と語る姿は、キャリアの不安を抱えて転職を考えている方への大きなエールになっています。

多職種が同じ職場にいることの意味
あまてらすでは、看護師・理学療法士・作業療法士・ケアマネジャー・訪問介護スタッフが同じ職場に在籍しています。これは単なる「職種の多さ」ではなく、利用者様への対応の幅を広げることに直結しています。
訪問現場で「リハビリ的なアプローチが必要かもしれない」と看護師が感じたとき、同じ職場のOT・PTにすぐ相談できる。「この方のケアプランに看護の視点を入れたい」とケアマネジャーが思ったとき、その日のうちに看護師と話ができる。別々の事業所に連絡を取る手間なく、チームとして動ける環境が、利用者様へのケアの質を高めています。
リハビリ職やヘルパー職にとっても、多職種が身近にいることは大きな安心感につながります。一人で判断に迷ったとき、すぐ相談できる仕組みがある。職種が違うからこそ見えるものを、チームで共有できる。「多職種連携」という言葉は資料の上だけでなく、あまてらすの日常の中で実際に動いています。
あまてらすは看護師だけの職場ではありません。理学療法士・作業療法士・ヘルパー・ケアマネジャー——どの職種の方も、「在宅という場だからできること」に手応えを感じながら働いています。「病院では届かなかった場所に、在宅なら届く」という感覚を、ぜひカジュアル見学会で確かめに来てください。現場のスタッフが、それぞれの職種のリアルを率直に話してくれます。




